なんでわざわざ手でつくるのか

なんでわざわざ手でつくるのか

当店の和菓子はお店ですべて手作りしています。すべて、粉の状態で仕入れ、お店の中で和菓子に仕上げています。とまあ、ここまでを書くと、読んでるかたは、「ふーーん」って感じだと思います。そうでよね?そう思いましたね?しかし、ここでもう少しこの事に踏み込んでみたいと思います。

包み系の和菓子は9割機械で包まれている

スーパーに売っているお饅頭や大福。ああいうあんこ的なものを包んでいるお菓子を「包み系」と呼ぶことにしましょう。ああいうお菓子のほとんどは福岡のレオン社の包あん機で作られています。

左右のシリンダーにそれぞれ外側の生地とあんこのかたまりをセットすると、どちらも一定の速度で絞りだし、最後に自動的に包まれて饅頭などが出てきます。こうした機械を使う事で人手を大幅に減らす事が可能となります。包あん機のシェアの9割はレオン社製なので、ほぼこの機械を使っている事になります。

本当は機械化したかった

ええ、そうです。私たちも機械化したかったんです。本当は。品質が変わらないのであれば、なるべく機械化するべきだと思っています。しかし、当店の大福の外側(求肥)は、やわらかさと粘りを出すために特殊な配合で作っているため包あん機に適応できませんでした。配合を変えて、粘りなどの要素を諦めれば適応できそうでしたが、それだと、、、、まあ、、、(以下略)

そんなわけで頑張って作ってます(笑)

いかがでしたか?ただ「ウチは手作りで作ってます。」というだけだと、「へーーそうなの」って感じだと思いますが、じゃあ普通はどうやって作っているのか?そのあたりを書く事でわかりやすくなるのではないかと。それでは、また。

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